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大澤壽人とその時代

兵庫県立芸術文化センターにて行われた、「大澤壽人とその時代」という演奏会に行ってきました。

指揮:佐渡 裕

ピアノ:迫 昭嘉

管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

大澤壽人:組曲「路地よりの断章」

G・ガーシュウィン:パリのアメリカ人

J・イベール:ディヴェルティメント

大澤壽人:ピアノ協奏曲第3番「神風」

1部のオープニングに、大澤壽人さんの構成・作曲・編曲・指揮によるラジオ番組「シルバータイム」の再現がされました。テーマ曲が演奏され、女性のナレーション、そして、ドビュッシー組曲「こどもの領分」から「ゴリ・ヴォーグのケーク・ウォーク」が演奏されるという構成になっていました。

と、そのオープニングが終わったと思ったら、舞台に女性が登場、ご挨拶されるには、“本日の司会を務めます、N○K△△放送局の~と申します”。。。あら、司会つきだったのね、と思いながら観ていると、本日の指揮者、佐渡裕さんとのお話が始まりました。

佐渡さん曰く、「今回の演奏会をすると決まるまでは大澤氏の存在は知らなかった、しかし、彼を知れば知るほど、自分との共通点が多くて驚いた」と。関西出身、大澤氏が学んだ関西学院大学にも縁がある、ボストン→パリでの音楽経験、師の小澤征爾さんと大澤氏の名字の英記表示も似ている、大澤氏を絶賛したイベール氏のご子息と自分は知り合いである事、などなど、佐渡さんは数々の共通点を挙げていかれました。

確かに、大澤氏の経歴を見て、佐渡さんと何やら似てはるなぁ、とは思ってましたが、ここまで共通点があるとは。余談ですが、“大澤氏がハンサムである、という事以外は自分とかなり似ている”、なんて仰っていた佐渡さんですが、司会の方に、“ハンサムな部分も共通点ですよ”、なんて言われた佐渡さん、“でへへ~”って、照れ笑いされていたのに、会場もウケておりました。もちろん、佐渡さんはハンサムさんでございますよね(^^)

「路地よりの断章」

大澤氏が幼少時代を過ごした神戸脇之浜の路地の印象を描かれた作品とのことで。7曲で構成されているのですが、その1曲ごとに佐渡さんの解説つきで演奏されました。なかでも印象に残ったのは、第3曲の「だるま」は、“だるまさん、だるまさん”っていう童謡のメロディの一部が曲の中に入っていまして、可愛らしい曲でした。ちなみにその時の佐渡さんは、そのメロディに合わせてか左右に体を揺らして指揮されてました(可愛いっ/笑)そして、第4曲「夜想曲」では、フルートが尺八みたいに聞こえますよ、って仰ったのですが、本当に尺八ちっくでした。

佐渡さんは幼少時代に路地遊びの経験があるとの事で、この曲への共感度も高いようでした。私は路地を知りませんが、その曲それぞれの世界観には、誰しも共通するイメージがあるのでしょうね、何だか懐かしさを覚える曲でした。

「パリのアメリカ人」

大好きなガーシュウィン♪佐渡さん&オケメンバーの楽しそうな事(^^)聴いているこっちも心躍る、膝に置きながらも手も踊る(笑)ん~、ナマでは聴いた事がないのに、何だかシエナさん&佐渡さんを連想してしまいました。

で、何故にガーシュウィンかというと、大澤氏は面識はなかったであろうけれど、彼の作曲活動において、ガーシュウィンの音楽に影響されていた、との事で、この選曲でした。

「ディヴェルティメント」

小さな編成での演奏なのに、そんなに大きく指揮されなくても、そちらにはどなたも演奏者さんはいらっしゃいませんよ、と突っ込みそうになりながらも(笑)、楽しい曲ですねっ。佐渡さん指揮だから余計に楽しく聞こえるのかもしれません(^^)

で、この選曲理由は、イベールと大澤氏が親しく交流されていたから、って事です。

「ピアノ協奏曲第3番~神風~」

“神風特攻隊”ではありません、朝日新聞社所有の民間航空機“神風号”が1937年に東京~ロンドン間を94時間18分で飛び、2都市間連絡飛行最短時間新記録を樹立した事で、神風号に捧げられた曲です。

旅立ちの第1楽章と感じたのですが、冒頭からしばらくは、空を軽やかに、しかし優雅に羽ばたく大きな鳥をイメージしました。そしてピアノの軽快なリズムに管楽器の音が加わると、さらに音の世界が広がりを見せていき、大空を飛ぶ飛行機のイメージが明確になっていきます。

第2楽章は夜間飛行をイメージしたとされます。低音の響きが静かに深い闇を感じさせます。そして第3楽章で、いよいよ目的地近いというのか、小気味のよいリズムが刻まれていきます。ジャズっぽい明るい曲調で最終まで突っ走ってまいりました。

全体的な印象としては、空から地上を見下ろしている気分、って感じでした。ピアノのリズムも心地よかったですし。

最後の方で、佐渡さん曰く、「今回の事は、お前(佐渡さん)は長生きして、今後も沢山の自分(大澤氏)の曲を演奏してくれ、という大澤さんからのメッセージなんじゃないかと思う」と。大澤氏は46歳で夭折されました。。そして佐渡さんは来年、46歳。今後も佐渡さんの指揮で、大澤氏の曲が演奏される事があるのではないかと思います。

今回の演奏会も、曲も楽しい、トークも楽しい、って事で満足でした(^^)

そうそう、演奏会には、テレビカメラが入っていました。しかし、取材程度の収録だったようなので、放送されるとしたらローカルニュースあたりかと思われます。トークも面白かったし、演奏も楽しかったし、FMでもいいから全編を放送してほしいなぁ、と思ったのですけど。

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