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「ブラックコメディ」

自由劇場にて、劇団四季「ブラックコメディ」を観てきました。

あらすじは、リンク参照下さいませ。

以下、ネタバレ大いにあります。。。

まずは一言、面白かったです(^0^)

停電になってしまった時は舞台が明るくて、明るい時は舞台が暗くて。その設定も面白いものでした。役者さんは舞台が明るい時は、お互いの演者や道具が見えていないという演技をしなくてはいけないのが難しそうです。

歌舞伎を観ていると、暗闇で手探りで斬り合う場面(だんまり)に出会う時があるのですが、暗闇の設定で実際の舞台は煌々と明るい中で役者さんはスローモーションで演じられて。まさしくそんな感じの演出でした。もっとも、今回の作品は通常のスピードでしたが。見終わった後に解説を読むと、作者は京劇にある同様の手法を取り入れたとありました。京劇は未見なので、知らなかったですが(汗)

話がそれましたが、ブリンズリーが勝手にハロルドの部屋から拝借した家具を、暗いうちにハロルドに気づかれないように戻そうとする様子。それぞれの役者さんの頭の上や顔の前ギリギリのところで家具が移動しているのに、当事者は全く気づかない、という状況は、笑えるけど、ドキドキ。でもお見事でした。 暗闇だと電話も掛けられない状態になる訳ですね。昔懐かしい形の電話だったのですが、この場面ではこの電話でないと笑えませんね。

無名の彫刻家、ブリンズリー役の石丸さん。いやはや、熱演だったようで。シャツの背中が汗びっしょり。何度か水を掛けられ、水も滴る何とか、になる前に既にそうなっていたので。 終盤は、闘いが終わった時のハムレット王子よりもお疲れだったような(^^; コメディのイメージがなかったのですけど、こういうきっちりとした作品だとOKかも。

ブリンズリーのフィアンセのキャロル。まだ少女のような雰囲気がするのは里咲さんの可愛らしさが出ていたのかもしれません。まぁ、前の恋人がオトナの色気抜群なので、余計にそう感じたのかもしれませんけど、ブリンズリーの好みも守備範囲が広いというか(笑)ひたすらにブリンズリーが好きで、彼の窮地を救おうとする姿がけなげだったもので、応援したくなったのですが。しかしラストの逆襲は見事決まったのでしょうか。

キャロルパパのメルケット大佐。しっかりしていたはずの椅子が、おんぼろの揺り椅子に戻っているのを知らずに腰掛けた時の、見事なひっくり返り方。思わず、“おぉ~”と声を上げてしまいました。これも爆笑ポイントです。大佐を演じるは、岡本さん。軍人役はお手の物、でしょうかね。真面目であるからこそ、こういう場面で笑いを取れる訳で。

ブリンズリーの元恋人、クレア。芝居の中で言われている、あばずれとか、鮫肌とか言われているのは嘘です(当たり前)艶っぽかったです、八重沢さん。ただ、暗闇の中なのに、やけに視線の焦点があったウォッカ掛けが少し疑問。声のする位置に向けて落水させた設定なのでしょうけど。他にもクレアだけ、状況判断がすばやいというか、動きが的確。あ、彼女は夜目がきくのかしら(^^;

あらすじに名前が出てこないけれど、キャストにあるシュバンツィッヒって何者?だったのですが。その行動でほんの数分の出番のにも関わらず、存在感を示していました。で、何者かというのは、見てのお楽しみかな。いやはや、観客はすぐに何者か気づくと思うのですけどね。

そして、栗原さん演じるハロルド、おねえキャラ炸裂(笑) 一見すると芸術家タイプの趣味のいい隣人なのですけど、一言発すると、“あたし。。。”個人的には、この瞬間だけで、爆笑でした。 ブリンズリーがクレアに囁いた、“2階のベッドで待ってて”という囁きを、自分に囁かれたと思った時の、ハートマークが浮かんだ(と見えた)表情も愉快で。けれど、信じて尽くしていた(愛していた)ブリンズリーに裏切られたと分かった後の、狂気というか怒った時の顔ったら(笑) 極めつけは、超高価な仏像が壊れた瞬間。。。 

ハロルドが登場してからずっと目が離せなくて(^^) いつも栗原さんを拝見して思うのですが、顔の筋肉が柔らかいです。え~、表情が豊かで、変幻自在なのですよね。いい役者さんです♪

最後の方で、バンベルガー氏が床下へ落ちそうになったところで、客席から“あぶない”。   すんでのところで落ちるのが回避された瞬間は、“はぁ~”と安堵の声が聞こえてきました。私もドキドキしてしまったのですけど、でも結局、床下に落ちてしまったバンベルガー氏の運命やいかに?そして、あの後、彼らの運命は???と、幕引きの後がとっても気になります。

細やかに計算された作品、そこから生み出される笑い、P・シェーファー氏の作品でまた一つ、お気に入りが出来ました。

ブリンズリー・ミラー 石丸幹二
キャロル・メルケット 坂本里咲
ミス・ファーニヴァル はにべあゆみ
メルケット大佐 岡本隆生
ハロルド・ゴリンジ 栗原英雄
シュパンツィッヒ 川口啓史 (劇団俳優座)
クレア 八重沢真美
ゲオルク・バンベルガー 高橋征郎 (劇団民藝)

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