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「ヴェニスの商人」9/23

天王洲・銀河劇場にて、「ヴェニスの商人」を観てきました。

ストレートにしちゃ、ロングラン公演。某劇団を見習ったか?(笑)あらすじは、あまりにも有名なので割愛するけど(笑)

劇場スタッフさんが、コスプレ(?)していた。この劇場に通ってはいないので、恐らく、今作品の上演期間だけと思われるが、マントを羽織っているだけ(下はジーンズ)だったりするので、ちょいビミョー(^^;やるなら、徹底的にやってほしいなぁ。劇場に入った瞬間に夢の世界、を演出するなら、ね。

開演前にはロビーパフォーマンスあり。あ、幕間にもステージで何かやってる(笑)から、イケメンを見逃したくなければ、化粧室への行列は最初にするか、我慢すべし(爆)

で、開演前のロビパ。15分前くらいから開始かな。一言で言うと、「夢夢」のロビパが「ファントム」のマスカレード状態。って、分かる人にしか分からない説明だな(^^;;

楽隊の演奏と共に、仮面舞踏会よろしく、仮面をつけた人たちがいっぱい登場してくる。ピエロさんもいる。“木”もいた(笑)撮禁ではなさそうで、撮影に応じていたから、大丈夫みたい。 っつーか、客席についてから気付いたけど、これ多分、役者さんそのまんまだわ。って、コトは、あれはあの人か?って後からじゃ遅い。まぁ、狭いロビーでパフォーマンスして下さる方々に感謝、感謝。あ、知らずに出入り口をふさいでしまって、すまないねぇ。

喜劇なんだろうけど、心からは笑えない、どこか切ない物語。でも、シェイクスピアって好きだな。たった一つの言葉を、どれだけ遠回りして修飾するんだ?って、ツッコミながらも、その言葉に込められた意味、その言葉を発する人物の心情を表現するのに、その情景がはっきりと思い浮かぶような、修飾詞を楽しめるのが面白い。祖国以外でこれほど、シェイクスピアが愛される国はそうないらしいけれど、この言葉遊びや、彼の描く世界が、日本古来から愛される演劇の世界と似ているからかもしれない。これからも、上演され続けられるだろうな。でも、差別的な事柄までは、出来れば今後は芝居の中だけでしか起きない事柄であってほしいし、そしてそれが可能ならば、割愛して欲しい気もする。自戒も含めて、どんな作品でも正しい知識を得てから観たいものである…。

以下、雑感。

演出はグレゴリー・ドーラン氏。彼の演出は過去にも観ているな。設定は何世紀ですか?(笑)な、現代的な服装。過去に観た同作品の別演出が、記憶に残っているので、そうなのねぇ、な感じ。 

舞台装置はほとんどというか、劇中全く変化なし。港町の桟橋付近な感じの高床な作りに、客席と同じ高さの床には水を表すかのような、黒のシートを波打たせてある。動きといえば、船から降りてくるデッキのような物が上げ下ろしされるのと、舞台後方の背景で、暗い色の幕がかすかに上下するだけ。ポーシャの館の内部を表すのは、例の三つの箱が召し使いによって、運ばれるだけ。あ、あの箱から出てくる骸骨。どうやったら、出てくるのか、ちゃんと仕掛けが見えたぞ。

シャイロックの館も、塔のような何の変哲もないものが舞台下手にそびえるだけ。唯一、それが館であると分かるのは、ジェシカが塔の高みから顔を出す時だけ。装置の配色は全て黒。役者の衣装にだけ、様々な配色がある。実にシンプル。しかし、そのカラフルな役者を“動かす”という演出は、なかなかユニークなものだった(笑)だがしかし、侮蔑の意味で唾を吐く仕草が頻繁に出てくるのは、明確すぎて、好みではなかった。少し、しつこい。 そして、“1ポンド”の捉え方の象徴として、はっきりとした形で表現されているのが、これもまた明確すぎて、あまり好みではなかった。しかし、そういう捉え方が出来るのか、という新たな発見ではあった。観劇で、妙な知識も増えていく訳だ(苦笑)

藤原くんのバサーニオ。はっちゃけている、という役が数年前にあったけど、今回もある部分で、はっちゃけていた(笑)そして、あの役を彼にやらせるのか?(爆)完全にあれはお遊び部分だろうなぁ。一番、客席での笑いを取っていたのは、あれが彼であったからであって、他の役者がやれば、そうではなかっただろうしな。 留学の成果があの弾けぶりか?(笑)いや、批判しているのではない、どんな役でもこなすだけの力を持っている稀有な存在だと信じているから、さらなる様々な表情を見せてほしいのだよ、彼には。 どちらかというと、喜劇な部分を背負うこのバサーニオという役。箱選びの時の「えぇ~???」な絶妙な一言、一番面白かったな。今回はなかなか面白い藤原くんだった。

ポーシャの寺島さん。以前にも何作品かで観ているけれど、その中でも一番、若々しい役だった気がする。憧れのバサーニオを目の前にして、恋する乙女になっているのは可愛らしい表情だった。彼、じゃなくて彼女が裁判の場面であたふたするところは、それが演出とはいえ、もう少し落ち着いていてほしかったかも。それが狙いなのだろうが、個人的な好みは、ちょっと違った。

ロレンゾーの横田さん。何だろう、何となく気になる方だ。これまでにもメインではないけれど、拝見しているはずだ。しかし、今回は妙に記憶に残った。人を愛するという喜びを、感情のままに、自由に表現しているように感じる。この作品には、恋人たちが3組出てくるけれど、どこか悲しみのあるジェシカを心から愛し、包み込む優しさが一番感じられるのが、この人物だった。 

グラシアーノの小林さん。声がでかい、でかすぎる(爆)まぁ、体格もでかいけど。この勢いで迫られたら、誰だって、婚約してしまうかもしれないな(笑)以前、観た舞台での彼とは似て非なる表情。しかし、どことなく、この方が持つ優しげな雰囲気がにじみ出ている気が。

バサーニオの西岡さん。藤原くんとだと、年下の親友というより、親子にも見えてしまう感があるけど、まぁ、それはおいといて(笑) 足キレイで、胸をはだけた時もなかなかな感じ(爆)え、何で足がキレイなのかって?それは、あの冒頭でのお姿(笑)目の前で見ると、おぉっっ、ですわよ(照)

市村さんシャイロック。世間から隔絶された感のある役作りなのか、ぼさぼさの髪に髭。真っ黒の衣装。

その叫びすぎるものでもない、時に静かなる感情表現は、作品を構成する大きな要素の一つである明るさの中に、一つの闇を作り出し、世に様々な問題提起をしているようにも思える。

明るさを持つ他の人物と比べて、闇、影のような部分を持つシャイロック。1ポンドの肉を奪おうとする悪の象徴。嫌われ、虐げられる存在。個人的には、シャイロックが悪い人物だとは思えない。彼をメインにすえた演出を観たからなのか、はたまた、虐げられたものに対する同情なのか、それは分からないが。悲しみの中から生まれた憎しみの感情が、彼を頑なにさせた気がする。 彼の事を笑おうとすれば、そうもできるが、やはり無理だった。

でも、また観ると違った感覚を得られるかもしれないな。。。

ついしん。

この演出における最前下手ブロックはおいしい席だと思われる。今回、幸運な最前席だった訳だけど、シャイロック気分になれる。っていうのは、コインがぶちまけられるのだけど、それが客席の足元まで飛んでくるのだ(^^)v で、足元に転がってきたコイン、お持ち帰りぃ(爆)持って帰るな、なら、ばら撒かないだろうしね。終演後は、スタッフさんが、前に、で~んと立つから、それまでにゲットすべし(こらっ)

以上っ。

市村正親、藤原竜也、寺島しのぶ、京野ことみ、

佐藤仁美、団 時朗、西岡徳馬

廣田高志、大川浩樹、小林正寛、横田栄司、樋浦 勉、加門 良、椿 真由美、鈴村近雄
遠藤 好、今奈良孝行、菅原さおり、樋口浩二、佐川和正、藤沼 剛、豊田 茂

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