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「ファントム」1/14

梅田芸術劇場メイン・ホールにて、ミュージカル「ファントム」を観てきました。

A・L=W版のミュージカル「オペラ座の怪人」をひたすら観ている自分としては、今回の公演、アーサー・コピット&モーリー・イェストン版「ファントム」には興味を示した訳で。あ、ヅカには行かないので、未見なのだな。以下、最大限のネタバレ&もしかして辛口?失礼っ。

今、大阪四季劇場ではちょうど「オペラ座…」のロングラン上演中で、この「ファントム」は珍しく大阪から上演開始。相乗効果を狙うというか、喧嘩を売ってるというか(違うからっ)

“ファントムは怪人ではありません 人間です”というコピーがついていたけど、確かに、このファントムは、“人間”だったわ(笑)

比較したり引用が多くなるかな、まずはキャストから。

ラウル子爵さまではなく、、、シャンドン伯爵はWキャスト。ウィーン版「エリザ」でご出演だったルカス氏も拝見したかったけど、日程が合わずに諦め…。今日は、東宝版「エリザ」のルドルフでお馴染み、パク・トンハさん。出番が少なくて、ソロというか見せ場というのが少ないのね、残念。クリスに対する愛情もなかなかいい感じの好青年。

カルロッタの大西ゆかりさん、コメディエンヌの素質をお持ちかもしれない。ミュージカルでもOKな声量はあるし、台詞も通る。歌い上げるところに、こぶしがきくのはご愛嬌って事で(笑) 道化役ともいえるカルロッタ、なかなかの好印象。

映像出演という、姿月あさとさん。ファントムの母親としての役でしたな。歌声が素敵な方。しばらぁくシルエットだけだったので、このままだったらどうしよう、と思っていたけど、少しだけお顔が見えた。本当にわずかのご出演。

アンサンブルでは、お懐かしいお名前。田村雄一さん。ムファサだぁ(笑)でも久々すぎて素顔が思い出せなくて(失礼なっ)、アンサンブルの中を探していたらお声で判明(笑)

クリスの徳永えりさん。初のミュージカルとか。ソプラノですな。高音域と、伸ばすところが不安定になるのと、台詞で叫ぶときに、キィー!となって、聞こえない。で、もちっと伸ばしてほしいところで伸びない。。。

ファントムの大沢たかおさん。初のミュージカルって事で、随分と熱心にいろいろとお稽古なさったご様子。個人的には、舞台で拝見するのは初めてかもしれない。ファントムという人物を、“怪人”ではなく、確かに人間っぽく演じておられる。何に対しても自信家、独占欲が強く、恐怖の存在!という感じではない。で、気になったのは、歌声、台詞のトーンが、シャンドン伯爵とかぶってる。クリスと一緒だと、混じって聴こえにくい…。それと、、、。公演2日目ですが…、既に歌声がヤバい。それぞれの歌のクライマックスともいえる辺りの声が出ていない。もともとがハスキーボイスであったら失礼。しかし、あの声の出方はそうではない気がする、うん。

いやぁ、本場というかあちらの音源、聞きすぎたかもしれない…(^^;;

続いて、演出とか作品の内容について。

A・L=W版が、ファントム&クリス&ラウルの三角関係並びに、クリスと父親との愛情をメインに描かれている(もっと複雑だけど)としたら、この「ファントム」は、ファントムからクリスへの愛情並びに、ファントムとその父親であるキャリエールの愛情、って感じかな。

マダム・ジリーみたいなファントムの理解者が、オペラ座の旧支配人、キャリエール。でもって、彼は実はファントムの父親だったというお話。妻帯者でありながら、プリマドンナと関係を持ち、産まれたのがエリック(ファントム)。麻薬の影響で生まれた時から、醜い形相で、キャリエールは、エリックに仮面をつけてオペラ座の地下室へ幽閉しちゃった、という訳ですな。

この父親とファントムの関係が、切ないのは切ない。我が子を守るのではなく見捨てて、名乗りもしなかったと詫びるキャリエール。それに対して、父親だと分かっていた、恨んでなどいない、と言うファントム。傷を負ったファントムに寄り添い、許しを請う父親。ここのくだりは、一つの見せ場って感じだった。ってか、クリスより父親との愛情がメイン?って思ったけど。

先生と慕ったファントムの醜い素顔を見て、クリスは恐怖で逃げ出すけれど、やっぱり裏切れないわっ、という事で地下室へ戻る。そして警官に襲われるファントムをかばい、銃で応戦しようとする。おおっと、戦うクリス登場っ(笑)しかし、そこまでしていても、ファントムへの愛情(同情だとしても)があまり感じられないのですな。。。なんでだろ?

クリスの衣装は、最初は、なんだろうなぁ、「BB」のベル?(違)そして、シシィみたいな白いドレス。これは宿命か(え?)

舞台の転換は、盆を使って、オペラ座の内部と地下室をくるくると。そう、本当に、回る回るよ舞台は回る~って感じで、よく回ってた(笑) 

カルロッタの陰謀で、声が出なくなったクリスを助けに現れたファントム。おっと、天上(天井?)からレスキューみたいに、ロープを伝って降りてきた。(あ、ちゃんと、ワイヤーで固定されていたよ、ファントム氏) 

それから、いよいよ追い詰められたラスト、上階部分から、少し離れたところに吊るされたロープに向かって、飛んだっ!もちろん、ワイヤーで。(シャツの背中がワイヤー用のジッパー仕様になってたっぽい)それで、撃たれて落ちていくぅぅぅ。

ファントム氏の装いは、ウェーブのかかったロングヘア。レース仕立てに金刺繍入り(だったと)の白いシャツ。長いマントをひるがえす。。。(似ているなぁ、東宝版「エリザ」のトート閣下さま)

ファントムのトレードマーク(?)のマスクは、顔の上半分だけを隠すタイプで、白→黒→グレー(シルバーかも)と変遷。心のうちを表しているみたいだった。

で、クリスの願いに、とうとうマスクを外したファントム(←引っ剥がされるのじゃないのね/笑)の素顔。。。あら、あまり醜くないのね、と思ったのだな、ワタシは。えっと、「オペラ座…」のファントムさまは、俳優さんの素顔が分からないくらいのメイクだもんで、あれに慣れていたからか、あら、大沢さんの素顔が分かるわ、キレイだわさ、と呟いてしまった(苦笑)

そして、最後に驚いたよぉ、いや、ファントムが望んで父親に撃たれて絶命…、ってのにも驚いたけど(ファントムは永遠に死なないイメージが)、マスクを外されたら、ら、ら、お顔がキレイだった…。あれ、見間違いかしら、ワタシの。うん、きっとそうかもしれない。

あと、開演時とか途中に、1階客席通路で小芝居が…。ちなみに、ワタシは、3階席だったので、見えてません(苦笑)仕方ない、安い席だもん(爆)

結論。原作は同じだけど、全く別物の作品でしたとさ(それだけかい)

ついしん。

初日前日に、この作品紹介の特番やってたのを見たけど、ネタバレ得意な(?)浜○純氏が、「この原作を使ったミュージカルは、大きく分けて、2種類ある」と仰っていたけど、も一つ忘れないでっ。ケン・ヒル版の「オペラ座の怪人」。これって、めっちゃ、怖くて、笑える作品。本当に面白いんだからっ。再演してくれないかなぁぁぁ。

ファントム(エリック)・・・・・・・・・・大沢たかお
クリスティーン・ダエー・・・・・・・・・・・徳永えり
フィリップ・シャンドン伯爵・・・・・パク・トンハ
アラン・ショレー・・・・・・・・・・・・・・・HISATO
ルドゥ警部・・・・・・・・・・・・・・・・中村まこと
ジャン・クロード・・・・・・・・・・・・・・永島  克
文化大臣・・・・・・・・・・・・・・・・・コング桑田
カルロッタ・・・・・・・・・・・・・・・・大西ユカリ
ゲラール・キャリエール・・・・・・・・・伊藤ヨタロウ
ベラドーヴァ(映像出演)・・・・・・・・・・姿月あさと
アンサンブル
阿部よしつぐ
角川 裕明
金澤  博
田﨑 悠人
田村 雄一
中井 智彦
荒木 里佳
稲田みづ紀
浦壁 多恵
杵鞭 麻衣
金城 尚美
山本悠記子

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コメント

最大限のネタバレ&もしかして辛口?コメントありがとうございました。

大変参考になりました。
今回のこの「ファントム」行けないので、つとさんのレポありがたかったです。
こんなにも同じ原作で異なっているなんてね。

アンサンブルにムファサが???

ちょっと興味わいてます。

>Dutilleulさん

ネタバレですみません(爆)

えっと、あくまでも個人的な感想ですので、
偏りすぎて参考にはならないかと(汗)

いわゆるモトシキさんがアンサンブルにいらっしゃると
つい、探してしまうのデス(笑)

田村さんがいらっしゃるのですね!
そして、大沢たかおさんのファントム…
声が・・・・なのですね。
そんなにハスキーボイスの方ではなかったような気がしたのですが、気になりますね。
そしてそして、マスクをとったときの顔が綺麗だったとは~!そこも気になります―。 

観る予定はないので、つとさんのレポで堪能させていただきました!ごちそうさまですぅ~(^^)

>ちゃ~こさん

田村さんっ、久々でしたが、
お声で判明しました(笑)

たかおさんのお声…。はっ、ワタシの耳が悪いのかもしれません;;

ALW版が好きすぎて、すこぉし辛口になっちゃいました(苦笑)

ご無沙汰しております(^^)
B席をGETできたので、観て来ました(笑)
3階でも、開演前にキャストさんがウロウロされてましたね~。
ほんとに自然だったので、気付いていない人の方が多かったですが。

この作品を観て。。
是非とも本場のキャストで観てみたい、と感じました(^^ゞ

>ろーじーさん

うろちょろするだけならいいけど、台詞を言って芝居をされると1階以外は置き去りに(^^;;

えぇ、本場でなら…、ね(笑)

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