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「ベガーズ・オペラ」2/17

梅田芸術劇場にて、ミュージカル「ベガーズ・オペラ」を観てきました。

前回の観劇の時は、SSchairについてのみ述べてしまったので、今回は作品bookについても述べてみる(←多分sweat01

セットは、舞台の上に、3階建て構造。劇場の舞台にも見え、屋敷のバルコニーにも見える。上手、下手共に、ボックス席が設けられているので、開幕時に一番に登場する“老役者”が、“舞台”を観る場所であり、2幕では幸運な観客が座れる場所でもある。

大きな装置転換は一切なし。木で作られた大小の箱を積み上げて、布を掛ければベッド。高く積み上げて馬車。それぞれの場面に合わせて、小さなパーツでその場所を表すように組み立てられていく。

ベガー(こじき)達は、老役者の招きに応じて、この劇場へとやってくる、という事なので、客席後方から、わらわらと登場。こんな立派な劇場で芝居できるの?衣装はこれを着ていいの?と戸惑う姿が微笑ましい開幕。実際に、ベガーたちは、ホンキの独り言を言っている。客席に絡み始めるのも、いきなり(笑)

そして、いざ、オペラが開幕すると、それぞれの役になりきったベガー達が舞台狭しと駆け巡る。ベガー達は、常に舞台のどこかにいる。2階バルコニー、ボックス席、それぞれの場所から、じっと舞台の進行を眺めていて、アンサンブル的に参加する。どこに誰が、2役を演じたりするベガーもいるので、どんな役で登場してくるのかを探すのもまた楽しみhappy01

この作品を、一言で言うと、劇中劇。ベガー達が一夜限りで、仲間の作ったオペラを上演するってお話。

そこに出てくるのは、上流階級(権力を持つもの)と下級階級(権力に屈するもの)の報われない内容ではあるけれど、この時代、この国の真実を描いていると思われる(←初演時のセミナーより)

女は虐げられ、貧しいものはとことん貧しく。権力は金で得るもの。。。社会風刺に満ち溢れたこの作品は、人間の本質を描いていて、今の時代にも通じるものがあり、内容については古さを感じさせない。ミュージカルというよりは、芝居の要素が多い部分もある。そして決して“闇”の部分だけを描いたものでもなく、一人の女たらしの男をめぐる女性の争いが、さりげなくコミカルにも描かれている。その女たらし(マクヒース)も、悪党でありながら、“悪”ではなく、ちょっとばかり憎めない部分も持っているのがこれまた面白いところ。

ラストのどんでん返し的な部分も、なかなか楽しいup

あ、そうそう、ラストに歌われる「吊るされるのは誰だ」の歌詞が心に残ったので、抜粋してみる。

“人はみな 生きるために もがいて 罪を背負う 裁かれる者と 裁く者 分かつものは何だ 人を騙して生きるやつ 戦争起こして 稼ぐやつ 本当の正義があるなら 吊るされるのは誰だ”

キャストは、ベガーであると同時に、オペラを演じる役者であるという、二重構造となっているので、その演じ分けをしている部分をチェックするのも面白い。先の記事で書いたように、舞台上に設けられた席を幸運にもゲットできたならば、この作品を作る一員ともなれる、愉快な演出。

パワフルな歌声と体格(失礼coldsweats01)が存在感のある、モリクミさん。正直、一番の存在感がある。コメディセンスもある、シリアス要素もある、さすがだわ。客席に絡む率は一番多いかもしれない。そしてその姿がとっても楽しそうだから、やっぱり一番“施し”をしてあげたくなる(笑)

お初にお目にかかった(はず)の、ジャックの幸村さん。好みの顔立ち←ちょっと可愛い系(爆)SSに座った時に、いろいろと遊んでもらったから、という説もあるけどbleah

個人的には、永遠のエポ役者shine、歌穂さんの歌声noteを久々に聴けて幸せ。ずっと彼女がエポでもいいのになぁ。。。村井さんと並ばれると、さらにそう思ったりする訳でcatface

嫁(?)対決impactであるポリーとの争いの場面では可愛げがあって、憎めない。惚れたが最後、男を助ける為に何でもするのね、女って。。。←あたいはやらない、多分(笑)

ちょっと久々に拝見した、さとしさん。(ん~、ニナガワ氏ハム以来?)何だかむかぁし、むかしよりもいい役者さんになられてますねぇ。歌もしっかりこなしてはる(生意気なっ)お顔がね、雰囲気がね、とっても柔らかくなっておられる。ところどころに関西訛りで話してくださる、ご当地サービスかなwink 

頑張りすぎていませんか?な内野さん。大河という大役を果たした後の久々の舞台でさらに気合が入ってます?(笑)若干、台詞をかむのもご愛嬌って事で。お歌を聴くのは、もしかしてトート閣下以来?おっと、何年ぶりになるのだろうsign01これだけ力を入れて、舞台を駆け抜けて、3時間…。お疲れサマですpaper

マッコリである時間とマクヒースである時間を比べたら、圧倒的にマクヒースの女たらしぶりの時間(結局、女房は6人か?coldsweats02)が長いけれど、それが実に楽しそうでlovely 役者とは、役を“生きる”事でいろんな人間になれるというけれど、このマクヒースを存分に生きている気がしたなぁ。でも、マッコリに戻った瞬間の、おどおどとした眼差し、腰の引け具合、拍手を貰ってどうしよう、みたいな戸惑いがとっても顕著に出ているところもいいなぁ、と思う訳で。

2回目は、普通のS席。でも最前センターという何とも恵まれたお席だったので、またもや劇場の神サマに感謝lovely でもね。目の前で繰り広げられる、濃厚なキスシーンkissmarkheart04は、ちょっと目眩がcoldsweats01さらに、同性でも顔をうずめたくなる(え?)女性キャストの胸の谷間に、圧倒されたりするんだな、これがcoldsweats01

あ、通路側の席もとぉってもおいしいのだから、捨てがたい。通路に面していなくたって、休憩中を狙えば、ベガーたちと交流出来るから大丈夫good

そう、その休憩中。。。目の前にいらっしゃるのに、施しをするお客の列と集団で、モリクミさんがうずもれてしまって全く見えなかった(笑) お客さんとの会話では、“え、京都?それってロンドンからは遠いのよね?”とか、“東京での公演?知らない。これは一日だけのオペラだから”と素でありそうで、素でないところを見せて下さってるgood

2幕が始まると、たこ焼きを食べるベガーたち。ツッコミを入れるトム。“なに、たこ焼き食べてる?ロンドンにはないで、そんな食べもんっ”←ならば何故に知っている?その名称(爆)

さりげなぁく、大阪弁が歌に盛り込まれている。台詞にも含まれている。大阪仕様?(だと思う)休憩に入る前の、ご挨拶のベガーは、日替わり。1公演2回の休憩だから、一日で二人。いろんなバージョンでいろいろと趣向をこらした挨拶をされているんだろうなぁ。そういう楽しみもまたナマの面白さgood

ラストでオペラの結末を変えられてしまったトムが嘆きながら去って行き、舞台に取り残されて一人戸惑うマッコリ。ど、どないしょぉ~な状態の時にすかさず客席から“頑張ってっ!”の声が。“が、頑張れって言われても…”と返すマッコリ。たはぁ、こういうやり取りが出てくるトコ、おもろいでんなぁhappy02

カテコも大盛り上がりup開幕以降、どんどんと舞台が盛り上がっていくのが目に見えている訳で。あ、老役者のお手伝い、観客担当の部分、増えてません?それから、あの舞台上のゴミ、みかんの皮が(ホンモノに見えた)混じっていたぞ。さすが大阪?(SSでも積極的に参加している人がいる。老役者の問いかけに、自ら手を挙げる人もいたぞ)

鳴り止まない拍手に、内野さん再び登場。“本当に有難うございますぅhappy01”と満面の笑みでご挨拶して下さいましたぁnote

あぁ、ベガーたちとの戯れ、楽しかったぁnote

内野聖陽 

島田歌穂 笹本玲奈 森公美子 高嶋政宏 橋本さとし 村井国夫 近藤洋介

入絵加奈子 高谷あゆみ 三谷六九 山崎直子 水野栄治 山崎ちか 小西のりゆき Kuma

高野絹也 幸村吉也 照井裕隆 村上勧次朗 泉 里沙 宮 菜穂子 原田優一 小此木麻里

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