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永遠に

少し落ち着いてきたので。。。

本当に光の国へ旅立ってしまった方…。

最後の最後まで役者としての人生を全うされたのですね。

「WSS」29日ソワレ、拝見しましたよ。お元気でいつものように、頑固な親父を好演していらしたじゃないですか。

30日の公演で、急なキャス変。予定されていなくても、時々ある事だから、あまり気にもとめなかったのに、こういう事だったのですね。友人と何かあったのかなぁ、と話してはいたけれど、まさか。キャスト表にいろいろあったのはスタッフさんも動揺されていたのかもしれません。ごめんなさい。いきなりの事なのに演じられる事になった石原さんも本当にお見事でした。このカンパニーに参加されて間もないはずなのに、たった一日の事でしたが忘れませんよ。何事もなかったかのように、舞台を務められたカンパニーのみなさまも凄いです。プロだから当たり前かもしれないけれど、夢を売る仕事というのは、時に残酷な事も強いられてしまうのですね。

この作品が久々に上演され、ドックで拝見出来て、何だかとっても安心したものです。やんちゃで、世間から見放された存在の少年達を見守り、味方し、指導する、まさしくこのカンパニーでの存在そのもののような役が、ぴったりとはまっていました。叱りとばすところは、きっちりと叱りとばす親のような存在。ちょっと涸れた場末の酒場の親父ぶりが本当にはまっていました。きっと、ドックも昔は、彼らのような不良だったんじゃないかと、この物語には出てこない設定までを勝手に想像させる、そんな親父でした。

同時期に、「オペラ座…」のレイエにもご出演されていましたね。まさしく専制君主という評価がぴったりとはまる、独自路線をいくレイエでした。飄々として、怪人なんて関係ない、と言わんばかりの態度。それが何だか笑えて、とっても愉快で好きで。

「ひばり」「オンディーヌ」「ひかりごけ」「思い出を売る男」「エクウス」「この命は誰のもの?」等、脇役として、時には主役の存在をも忘れてしまうような名演をみせて下さいました。

特に、「ハムレット」での、ポローニアスが好きで。忠臣とはいえ、ずる賢いような雰囲気を漂わせ、善=ハムレット、悪=クローディアスとするならば、その対比をさらに際立たせる存在であり続けたポローニアス。いろんな役者さんで観たけれど、私の中では一番です。

私にとって初めての出会いは、四季との出会いでもある「夢夢」での老人の役。後からくる奥さんをずっと霊界空港でちょこんと待っている姿、やっと再び出会えた奥さんへの優しい言葉、ピコに見せるあたたかい笑顔。医者として、ピコを診察する姿が微笑ましくて、2幕の最初が好きでした。ラストで、ピコが、“おじいちゃん、おばあちゃん、…光になったのね”というところで、寄り添う二つのスポットが出来るのが涙を誘いました。本当にあの場面で、老人と老婦人が寄り添って、ピコに手を振っているように幻が見えたものです。それほどまでにあたたかい存在で。 永遠におじいちゃん。

「夢夢」で、ロビーパフォーマンスが始まってからは、入口で真っ先に観客を出迎える位置にいて。ずっと笑顔で出迎えて。カメラを向けると、ピースしながらしっかりと撮らせて下さったり、思わず、本名で呼びかけてしまったのに、にっこりと笑顔で応えて下さったり。最近の京都公演では、定位置に向かわれる時にエスカレーターですれ違いざまに、ハイタッチをして下さいましたね。あの時、とっても嬉しかったのですよ。

過去形で書かなくてはいけない事が悲しくて、でももう舞台でそのお姿を拝見できない事がまだ信じられません。

http://www.shiki.gr.jp/navi/news/002790.html

立岡晃さん、沢山の思い出を有難うございました。

先に光の国へ旅立っているみなさまと芝居談義でもなさっているのかもしれません。

ずっと見守っていて下さい。。。

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コメント

今初めて知りました...
ほんの少し前にお元気なお姿を拝見していただけに
信じられない、いや信じたくない気持ちで一杯です。
キャスト表に立岡さんのお名前があるだけで、
とても嬉しい気持ちになったものです。
もうあのお姿を観ることはできないのですね。。
でも我々の心の中に、永遠に生き続けてくださることでしょう。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

>ろーじーさん

本当に…。
悲しみよりも、まだ信じられない気持ちが先に立ちます。
例えば、「夢夢」を観にいけば、いらっしゃるのが当たり前だと思っていたのですが、それももう叶わないのですね。
「WSS」だって、たった一日のうちに。
今、観ても、彼のドックではないのが不思議でなりません。

カンパニーのみなさまも、隣にいた人が突然…。
お辛いでしょうに、笑顔で舞台を務められたのに頭が下がります…。

707便はとっても綺麗なんですよね。
乗り心地も素晴らしいのでしょうね。
光の国でも役者をされているのか、もしかしたら、
下界の後進を心配されているかもしれません。

またきっと、逢えますよね。

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