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ミュージカル「SEMPO」

新神戸オリエンタル劇場にて、ミュージカル「SEMPO-日本のシンドラー 杉原千畝物語-」を観てきました。

迫害されたユダヤ人を多く助けたシンドラー氏は有名だけど、日本のシンドラーと呼ばれているのが、杉原千畝氏。前にドラマも見て、興味を持った方。今回、ミュージカル化って事で、チケット購入。

他の動機として、モトシキさん多数ご出演。えぇ、とっても単純な動機ですが何か?(笑)

で、「SEMPO=センポ」とはこれいかに?なのだけど、「千畝=ちうね」と発音できなかったユダヤの人たちに、“センポ”と呼ばせていたそうな。

ダンス場面に、「屋根の上の…」を連想させる踊りがあった。ってことは伝統的な踊りなのかしら、あれ(他国文化に疎すぎるsweat02

舞台装置は、盆が回る回る。まわる、まわるよ舞台はまわる、とみゆきさんの歌の替え歌が頭を回ったとかそうでなかったとか(笑)しかし、速さがちょっと早いんでないかい?な場面もあって、俳優さんが気の毒だよ、あれは。

ドイツ、日本、ソ連(あえて)の軍人をコールガール風な彼女達が表現しているのは皮肉も入っているんだろうけど。軍の方針と説明など、歌詞が聞き取れなくて、はっきりしなかったかなぁ。ま、歴史を知ってりゃ関係ないんだけど。わざわざ一場面にしなくても、狂言回し的な一人が解説すればもう少し、千畝の物語とか心の内を深く描けたんではないかなぁ、と。場面の説明は後ろのスクリーンで時代と場所を書いているし、そこにもう少し付け加えれば。

でも、千畝の思いとかユダヤの人たちの思いとか伝わってはきたのだよ。ソ連に追い立てられ、帰る寸前までビザを書き続けた千畝。日本人の誇りだな。

千畝が本国の拒否にも関わらず、ビザを発給するという行動に最初は反発していたグッシェ。そのグッシェが千畝の手からスタンプを奪いとったと見えて、千畝がビザを発給する作業に協力をし始めたところは、思わず涙が出てしまった。こういう場面にはいたく弱いのだ…。

主役の千畝には、吉川晃司さん。テレビではひたすら拝見していたけど、ライブは行った事ないし、生で拝見するのは初めて。白いものが混じるという感じを表現したかったのかしら、きっと何かの意味があっての色なんだろうけど、髪の色が黒ではなかったわ。当時の杉原氏の実際は存じ上げないけれど、時代的に考えると、黒髪でも良かったのではないかと勝手に思った。

歌唱力はあるし、マイクいらないんじゃない?な声量だったので、声が届く。普段のお声とは恐らく違う低音に心がけておられる感じで抑えた演技。1幕最後の熱唱はとってもいい感じだった。命のビザを発給する時に、ひたすらサインをし、力強くスタンプを押す姿は、本当に杉原氏は自らの命を削る思いでビザを発行されていたんだろうなぁ、と思わせた。

千畝氏の言葉で印象に残ったのが、「日本には“道”があります。武士道という道です」というもの。うろ覚えなので正確ではないだろうけど。

沢木順さん。もしかして「メトロ」以来か?な久しぶり。お髭は似合うし、相変わらずいいお声だし、安定感あるし、しっかりと役柄を演じてはるし。でもね。千畝に助けられた人々の代表として、いい位置にはいらっしゃるんだけど、その割には出番が少ないdespair

井料瑠美さん。あらもしかして、退団されてからお初かしら。んま、お辞めになったのっていつでしたっけsweat01母親ですかぁ。なのに、やっぱりはかなげで、助けてあげたいキャラ健在confident

今拓哉さん。あらお久しぶり。あちこちでご活躍なのは知っていても、なかなかタイミングが合わなかったようで。 確かな歌声と、好青年キャラ健在。

田村雄一さん。あらもしかして…、ではなく、最近、他の作品で拝見しているので、ご無沙汰ではなかったけど、しっかりとお顔と歌声が聴けたのは久しぶり。えぇ声~健在。

他にもモトシキさんが、ほら、あそこにもここにも(笑)

某大型ミュージカルで注目した泉見洋平さんは、かわゆいlovelyあの笑顔を向けられるとたまらん(笑)

でもぉ、、、。とってもいい役者さんが揃ってるのに、キャラが多すぎるのか何なのか、それぞれ出番が少ない。本当に少ないcryingあぁ、本当に勿体無いweep

楽曲を手がけられた中島みゆきさん。彼女らしい視点の彼女らしい歌詞で、その場面での登場人物たちの心を上手く表現していたと思う。

カテコでは、座長ともいえる、吉川さんの笑顔と沢木さんのサービス精神旺盛なところが垣間見える部分が印象的。そんな和やかな雰囲気のカテコの中、子役さんがこの日で楽日である事を吉川さんが紹介。しかも、杉原氏のひ孫さんだというから驚きだったなぁ。

まだまだ知らなくてはいけない歴史があるのだと実感した訳でしたとさ。

作詞・作曲:中島みゆき

吉川晃司、森奈みはる、今拓哉、彩輝なお
井料瑠美、泉見洋平、辛島小恵、田村雄一
徳垣友子、池田祐見子、宇都宮直高、川本昭彦
宮本竜圭、水澤心吾、あぜち守、河内喜一朗、沢木順 他

1939年7月、杉原千畝は、フィンランドからリトアニアに領事代理として転任した。
ソ連の動向と、ヒトラーが率いるドイツの動向をポーランドに隣接するこの国で、情報収集する為だった。
2ヵ月後、ついにナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発、翌年6月にドイツ軍はパリを陥落させると、ロンドンの空爆を開始し、戦火は瞬く間にヨーロッパ全土に広がり、杉原と同行した妻・幸子と子供達、妻の妹・節子にも危険が迫り始めた。
ドイツに侵攻されたポーランドでは、ヒトラーのユダヤ人迫害が益々酷くなっていた。
頑固な父親から結婚を反対されている恋人のエバとノエル。そんな若い二人にもヒトラーの魔の手が伸び、ノエルは早く逃げようとエバ一家を説得するが、エバの父親ジョセフは、逆にノエルの事をドイツ兵に通報し、ノエル一人で逃げる運命になる。

一方のリトアニアの杉原は、ソリーという少年に出会い、彼の家のハヌーカ(ユダヤ人の祭り)に招待される。その席で杉原は、ポーランドから逃げてきたローゼンツ親子から、ナチスのユダヤ人狩りの惨状を聞き、心を痛めるが何も出来ない自分の無力を悟る。
ついに、リトアニアもソ連に進駐され、ソ連軍からは日本領事館の閉鎖命令が出た直後の朝、突然、日本領事館の外に200人以上のユダヤ人の避難民が押し寄せた。
彼らの求めたのは、シベリア鉄道でソ連を横断し、船で日本を経由して、第三国へ出国する為の「日本の通過ビザ」だった。
ビザの発給条件を満たしていない事は、命からがら逃げてきた状況からも、歴然としていた。

「外交官としては、出来ない!」「しかし、人として、このまま見捨てていいのか!」
悩み続けた末、ユダヤ人の代表ゾラフ・ニシュリ・シモン・ノエル・ローゼンツ5名と会い、彼らと本国に許可の要請をする約束をするが、外務省からの返答は「否」。
再三にわたり本国に打診するも、答えは「否」。
使用人でドイツ軍のスパイであるグッシェは、杉原に、このまま逃げる事を進言する。
避難民は益々増え続け、杉原は、本国の命令とユダヤ人の訴えの板挟みになって苦悩する。

幸子と相談した末、杉原は、ついにユダヤ人のビザを発給する決断をする。
ビザを書くことは杉原にしかできない。
不眠不休の作業は続き、その手は腫れ、熱を持ち痛みで顔がゆがんだ。
ヒトラーの危険が迫る。
ソ連軍からも閉鎖を早めるように迫られる。一通でも多く書きたい。
そんな中、ノエルの後を追うエバと母エリーゼ。
ユダヤ人を助ける事が出来るのか・・・杉原の運命は・・・

【中島みゆきコメント】
現代の民族紛争にも通じるデリケートな作品ですが、
私はただ1点、「人間として」という立場を貫いたSEMPO氏への敬意に基づいてのみ詞曲を書かせていただきました。この素晴らしい機会を与えていただいたことに感謝しています。

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コメント

イスラエル国が崩壊した当時、落ち延びた部族のひとつが日本に到達している可能性が話題になっていますね。日本語とヘブライ語には共通する単語がたくさんあるようだし、祇園祭りとイスラエルのシオン祭りの似ていることなど歴史のロマンを感じます。

今回行こうかどうしようか迷いながら、行けなかった作品ですが、つとさんのレポートを読みながら やはり行けばよかったと反省しています。

>それぞれ出番が少ない
あ~もったいないweep
モトシキさんや泉見さん、楽曲が中島みゆきさんと見たいモードは高かったのですが、吉川さんがどんな風なのかわからず躊躇してしまっておりました。

吉川さん、良かったのですねhappy01

迷った時は行かないとだめですね(反省します)

ライオンの親子が!田村さんと、宇都宮さん名古屋LKで拝見しました(笑)
池田さんもモトシキでしたよね?
懐かしいなぁ~。

>リベラさん

>>日本語とヘブライ語
そうなんですか。
歴史&世界の勉強が足りないと思ってしまいます。

>Dutilleulさん

昭和3部作好きとしてはこの題材も、と思って行きました。
モトシキさんももちろん理由です(笑)
彼らは勿体無いキャスティングでしたが、
それでも存在感はありましたよ。

>佐都さん

まさしく獅子の親子(笑)
お元気でしたよ。

>>池田さん
そうですよ、彼女もです。
ホンキで四季を観ている気分でした(笑)

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