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夢顔さんによろしく

「夢顔(ゆめがお)さんによろしく~最後の貴公子・近衛文隆の生涯」(西木正明・著)を読みました。この本を手元に置くきっかけとなったのは、劇団四季のオリジナルミュージカル「異国の丘」を製作する上でのヒントとされたから、といういつものように単純なものだったのですが。。。

この本を最初に読んだのは、「異国の丘」の初演の頃でした。読み進めるうちに、今まで聞いた事はあっても実情までは知らなかったシベリア抑留の内情が次から次へと迫ってきました。あまりにも惨い事実に、時に怒り、時に涙しながら。。。

近衛文隆氏。父は第34、38、39代総理大臣の近衛文麿氏。叔父に指揮者の近衛秀麿氏。甥に第79代総理大臣の細川護熙氏。名門の家柄に生まれた方であるので、戦争がなければ、政治、財界、芸術、スポーツ、、、いずれかの世界で華々しく活躍されてその歴史に名を刻まれていた事でしょう。その人生を奪った抑留とは、それを生み出した戦争とは何と惨い事か。

題名となっている、“夢顔さん”とは何を表すのか?文隆氏の手紙の中に書かれていたこの言葉の謎を探るかのような少々サスペンスタッチとも思える描き方のこの作品。最後にその事実が明かされるのですが、それもまた悲しい事実の判明でした。。。

この本と同時に、近衛文隆氏のシベリア抑留の際の事実が明らかにされたノンフィクション本「プリンス近衛殺人事件」(V.A.アルハンゲリスキー著、瀧澤一郎訳)も読みましたが、衝撃はさらに大きくなります。先の「夢顔・・・」よりさらに詳しく明らかにされた事実に言葉も出ませんでした。

もちろん、自身が体験した訳ではなく、文献を読んでの想像だけでは計り知れないのですから、ここでどれだけ驚愕や悲しみを表したとして、当事者の方々にしたら、何を、、、と言われるでしょうが。それでも、この事実は知らなくてはいけないと思います。そして、多くの犠牲のうえに成り立っている今の平和を保ち、二度と悲惨な歴史を繰り返してはいけない、と思うのです。

Access since 05.12.30


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