梅田芸術劇場にて、ミュージカル「ペテン師と詐欺師」を観てきました。
27年ぶりに、ミュージカルでの市村さんと鹿賀さんの共演!それはそれは楽しみでございました。少し前に予定はあったけど、残念ながら叶わなかったし、去年の共演はお芝居だったし。やっぱり、このお二人ならお歌が聴きたい!とファンなら誰でも思うはず。って事で劇場へ足を運んだファンがここに一人(笑)
客席に入ると、舞台上には面白いデザインの幕が。20ドル紙幣の顔が(本物の肖像は誰?)市村さん、20ポンド紙幣の顔がエリザベス女王もどきの鹿賀さん。これだけでも、結構楽しめますし、見た瞬間に、一人で大ウケしていたんですけど。だって、顔だけですけど、女装状態の鹿賀さんってそう拝見できないはず(^^)
で、本編。
鹿賀さん演じるローレンスは紳士的なキャラのイギリス人詐欺師。王家の指輪をネタに、警察官(!)のアンドレ(鶴見辰吾さん)を相棒に、金持ちの女性をその知識とルックスでたぶらかし、大金をまきあげる訳で。そのちょっとキザな様子が、鹿賀さんにはお似合いなんですよね。足を組む動作も、様になってる訳で。歌声も、ええ声やなぁ~、とひたっておりました。
高田聖子さん演じるジョリーンは女性陣の中でも一番濃いキャラでした。いや、他の女性キャラも濃いんですけどね(^^; さすが、聖子姉さん、どんなキャラでも全然OKなのは、劇団での演技の強みかなぁ。強烈に印象が残りました。
しかし、この強烈キャラを上回るのが、やっぱりフレディですね(←贔屓目)
市村さん演じるフレディは、アメリカ人のペテン師。軽妙な語り口とお涙頂戴もののネタで稼ぐやり方。ぴったりな役です♪と言っては、市村さんがペテン師に聞こえるけど(汗)
ビーフジャーキーが噛み切れなくてそこまでもだえるか、とか、階段昇るのに動きが異常に大きいとか、突っ込みどころは満載で。ただ、劇場のキャパ考えた演出があったかもしれないなぁ。
ちょっと騙す段取りが狂ったジョリーンを遠ざけたくて、共同戦線をはったフレディとローレンス。フレディが演じたのは、えっと、、、。ちょっと言えないけど強烈すぎ。
ローレンスに弟子入りしたフレディ。召使に手伝ってもらって着替えたのは、シルクハットにタキシード。それがちょっと身についていない設定だからか、ダブダブのズボンになっていて、アプロンシウス教授みたいで可愛かった(笑)着替えが終わったら、踊る市村さん。その動きは、「ACL」じゃないですかっ(嬉)そして、最後に“ONE!”って。それだけでテンション↑↑↑(爆)たまらんサービスでしたね~。
他にも、フレディの台詞には“オペラ座の怪人なら観た事あるけど”などもありましたし(^^)
奥菜さん演じるクリスティーンは、まともなんだか、天然なんだか不明のキャラ。でも、、、。ネタバレになるから最後までは言うまい(^^;
で、このクリスティーンって名前がいけませんね、フレディ=市村さんがこの名を呼ぶと、ファントムの図式が頭に浮かんでしまって、しばし別世界。。。
それから、クリスティーンと…、の後のあのネグリジェ状態、ザザですねぇ(笑)
他のお遊び的なネタは、ジョリーンを“落とす”手並みを見学していな、と、ローレンスに言われたフレディが、見学の場所に選んだのは、本当の客席(笑)補助椅子を持参して、観客に話しかけながら、オペラグラス持参で、“観劇”されてました。いいなぁ、そこに座ってた人。
アンサンブルにも、モトシキさんが数名いらっしゃいました。元シンバさんに元ムファサさん、そして元ミストさん(分かる人にしか分からないネタだ/汗)中でも元シンバさんは長身なせいか、素顔で拝見してもお顔がはっきり分かる方だからか、アンサンブルでも目立ってはりました。
遮るもののない最前列で、市村さんと鹿賀さん、お二人の軽妙なやり取りを楽しんできました♪オケピの指揮者さんと役者がやり取りする場面もあって、生演奏だから出来るコトだよなぁ、と嬉しく思ったり。しかし、オケピがあると舞台が遠くなるってのも、ちょい悲し(どっちなんだ)
どうやら、再演の話もあるらしいですが(早っ)
ペテン師と詐欺師はどっちが上手なんだろう?どう違うんだろう?(笑)ペテン師の方が悪く聞こえるけど。。。
ちょっと大人の(?)物語、ちょっと題材に問題を唱える人もいるかもしれない、でも笑いのエッセンスたっぷりのこの作品、楽しかったです♪
キャスト↓
鹿賀丈史/ローレンス・ジェイムソン
知的で巧みな話術と洗練されたルックスを武器に次々と女性を虜にするイギリス出身の詐欺師。
市村正親/フレディ・ベンソン
長年、ケチな詐欺を働いてきたが、ローレンスと知り合い弟子入りする。その場しのぎのアドリブが得意。
奥菜恵/クリスティーン・コルゲート
旅行でリビエラにやってきた、清楚で可憐な女性。ローレンスとフレディの詐欺対決のカモとして狙われる。
愛華みれ/ミュリエル・ユーバンクス
ローレンスと運命をともにすることを夢見ている、大金持ちの美しい婦人。
高田聖子/ジョリーン・オークス
いささか厚かましい性格。ローレンスに猛然と迫るオクラホマのとてつもない大金持ちの娘。
鶴見辰吾/アンドレ・チボー
ローレンスの長年の右腕であり忠実な相棒。冷静沈着な知性派で恋には疎い。
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